温泉 〜川原湯温泉 共同浴場 王湯〜

寒い日が続いていますね。
MataKitenaのホームページ(Google)は、Google Siteを使ってサイト(ホームページ)を構築しています。このホームページで、Google Mapの連携機能を使って群馬県の道の駅などをご紹介しています。紹介するために収集した詳細な情報や周辺の観光情報などから、ほんまえぇなぁ~と思う情報がたくさん有りましたので徐々に紹介して行きます。お楽しみ下さい。

今回ご紹介するのは、八ッ場ダムの底に沈んでしまう川原湯温泉の共同浴場 王湯(観光情報:川原湯温泉協会)です。
川原湯温泉の歴史は古く、源頼朝が浅間狩りの折りに、川原湯を通りかかり、山の中から湯煙が出ているのに気付いて温泉を発見したそうです。その時そばにあった大きな石に衣を掛けて入浴したということから、大石(衣掛石)と呼ぶようになったそうですが、この石は昭和の初め、温泉街の道路拡張工事の際に土中に埋めてしまい、今は見ることができないそうです。

源頼朝が発見して以来800年以上の時を紡いで来た、古き良き歴史ある川原湯温泉は、八ッ場ダムの底に沈んでしまうということで、共同浴場 王湯は2014年6月末で閉館となりました。現在の王湯の状況は、川原湯温泉協会のフェイスブックに最新情報がアップされていますので、現地を訪れる前にまずご確認下さい。

そして、共同浴場 王湯会館が、2014年7月5日に代替地オープンしたそうです。源頼朝ゆかりを表す笹竜胆の紋所がある玄関脇には、衣掛石のレプリカが据えられていて、浴室の入り口には、毎年、大寒(1月20日)の早朝5:00から開催される湯かけまつりの桶も並んでいるそうです。露天風呂や二階の休憩室からは、水没予定地の温泉街を包み込んでいる自然林を見渡せます。八ッ場ダムができると、ダム湖の眺望を楽しむことができるそうです。

国土交通省が川原湯の本来の源泉の引き湯も計画しているらしいですが、ダム水没予定地の岩の割れ目から自然に湧出している旧源泉の引湯はまだ実現していないそうです。早く旧源泉の引湯が実現できると良いですね。
共同浴場 王湯会館

泉質
含硫黄-カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(中性低張性高温泉)

効能
神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、慢性婦人病、やけど、動脈硬化症

こちらの投稿は、2016/2/12 ほんまえぇまぁ〜(Hostinger)に投稿した記事をリニューアルしました。

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