じゃじゃ麺 〜白龍〜

盛岡の麺といえば、熱い蕎麦汁を潜らせたひと口大のそばを給仕さんがお椀に次々と入れ続ける「わんこそば」、小麦粉を使った半透明でコシが強く、ツルッと喉ごしが良い「盛岡冷麺」…
そして、平たいきし麺みたいな麺に、特性の肉味噌や各種薬味を加えて頂く、「じゃじゃ麺」が盛岡三大麺と呼ばれているそうです。そんな、じゃじゃ麺は、元祖じゃじゃ麺のお店として、50年以上愛され続けている白龍Facebookはこちら)の初代店主が満州国で食べた炸醤麺の味が忘れられず、自ら再現し、終戦後の盛岡で日本の食材を使って屋台を始め、アレンジを繰り返すうちに、現在のじゃじゃ麺となったそうです。
さらに、じゃじゃ麺には、麺を食べた後の締めに飲むスープがあるそうなんです。それは、じゃじゃ麺を食べ終わったお皿に生卵をといてお店の人に渡すと、麺のゆで汁と肉味噌少量、ネギを投入してスープに仕上げてくれる「ちいたんたん」というメニューらしいんです。その昔、店主さんが体調の悪い時などに飲んでいたものを常連のお客さんが、飲ませてほしいと頼んだのが始まりで徐々に伝わり、今では、じゃじゃ麺に欠かせない存在なっているそうです。
そんな歴史ある元祖じゃじゃ麺のお店で、いつか、じゃじゃ麺を食べてみたいです。勿論、じゃじゃ麺を頂いた後は、ちいたんたんも食べたいです。

こちらの投稿は、2017/7/30 ほんまえぇまぁ〜(Hostinger)に投稿した記事をリニューアルしました。

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